ギミック・ジャケット展　〜 LP＆CDのお宝ジャケット大集合！：BalanceWays　BW +Hの考えること：So-netブログ

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ギミック・ジャケット展　〜 LP＆CDのお宝ジャケット大集合！　[デザイン] [編集]

先週木曜日、株式会社金羊社本社4Ｆミュージックギャラリーで開かれている常設展

『ギミック・ジャケット展』を見学してきた。

ギミックとは、ある仕掛けを施すことによって驚きや意外性を生み出す手法。ギミックジャケットの基本は、ジャケットを特殊な変形にしたり、ジャケットの一部が可動対応出来たりするもの（パンフレットより抜粋）

この展示、音楽をメインテーマに書かれているブロガー･yukky_zさんのブログ記事で紹介されていたのを拝見して、ぜひ行ってみたいと思っていた。

80年代ニューウェーブが大好きなので、懐かしいジャケットに思わず声が出ちゃう。

左：John Lennon & Yoko Ono「Unfinished Music, No. 1: Two Virgins」

くり抜きから顔を出す２人の写真。隠された部分は中ジャケットに。引き出すとモザイクなしの全裸ツーショットが現れる。（この写真は当方でモザイク処理）

右：The Rolling Stones「Some Girls」

表ジャケットの女性の顔部分がそれぞれくり抜かれていて、中身を動かすとメンバーたちの顔がのぞくという仕掛け。

左：The Who「Live At Leeds」国内盤。たくさんの付録付きレコード。

日本語タイトルは「熱狂のステージ／ザ・フー」

右：ニューウェーヴジャズユニット Startled Insects「Curse of the pheromones」

白くシンプルな構成、下絵を透けて見せるフィルム使いが美しい。

The Human LeagueやXTCは今でもよく聴いている。

なかでもThe Human Leagueの「(Keep Feeling) Fascination」は超お気に入りで、iTunesでヘビロな1曲。

Talking Heads「Stop Making Sense」

左の写真部分がパンフレットのような冊子になっていて、はみ出したレコードのように印刷されたジャケットを挿んでひとつのデザインになる。

収録曲「Girlfriend Is Better」も大好きな曲。あのダボダボスーツが揺れる姿は強烈に印象に残っている。

他にも面白いものが多数あり、ひとつずつ見ていっても飽きない。

おまけに見せてもらった一品がコレ。倉木麻衣「ALL MY BEST」

なんと！全メディアをリリース。CDをはじめ、LPレコード、カセットテープ、Mini Disc、microSDメモリーカード、USBメモリ、これらのパッケージを全て製作。お見事！！

対応してくれた常設展係の方がとても親切丁寧に説明してくれて、思わず時間を忘れて楽しんだ。気が付けばあっという間の1時間半であった。

入場は無料。閲覧するにはHP上から予約する必要がある。

常設展は3ヶ月毎にテーマを更新。

今回の展示は6月まで開かれているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがだろう。

※本記事の写真撮影は許可を得ておこなっています。

MJGミュージックジャケットギャラリー常設展

http://www.kinyosha.co.jp/mjg/

株式会社金羊社本社4Fギャラリー

場所：東京都大田区鵜の木（京急多摩川線「鵜の木」駅より徒歩３分）

目に留まった一枚のレコード。Culture Clubの「TIME」1982年

ちょっと思い出がある。

高校2年の時に知り合って、のちに結婚した今の妻。

これはまだ妻と付き合い始める前、友達づてに頼まれて、話したこともない彼女に初めて貸したレコード。

一ヶ月以上返ってこなくて、ようやく返ってきたと思ったら、中の歌詞カード・解説書がおもいっきり半分に折れていた。普通なら、借りたもん大切に扱えよと怒るところ。

くっきり折れ線が入っていたのを見て不覚にも「おおらかなコだな」なんて思ってしまった。

恋を確信した瞬間・・・典型的なB型だとも知らずに・・・・・

タグ：CDジャケットレコードジャケット金羊社

2010-05-10 23:55 nice!(34) コメント(30) トラックバック(0)
共通テーマ：音楽

nice! 34

これは、もしかして・・・なかなか手に入らなかった『TIME』？
高値で取引とか覚えが薄っすらと・・・。＾＾

特に大切なレコードは、（貸したくないんですが、）貸してなかなか返ってこないと、すごく心配になってしまった記憶があります。ＣＤを貸して、帯が無くなってしまった時は、もう一枚買おうかとも思いました（笑）
by ゆうのすけ (2010-05-11 05:30)

Ｈ　ＫｏｓｕｇｅさんはA型？
ジャケットってアルバムの顔ですものね。
また、ジャケットの出来で買って貰えたりもしますから大切だと思います。
by nyankome (2010-05-11 06:18)

CDの基準が15CMだったら、ジャケット文化も続いたでしょうね。
by ビヤ正直 (2010-05-11 07:19)

最近はジャケットもかなり多様化されているようですよね。今回のユーミンのシングルCDも何かされていると言いますが、買ってからのお楽しみだとか・・
先日は、くるりとのコラボも雑誌の大きさで書店に並んだCDとして話題を呼びましたよね。
これからはCDの発売方法も変わってくるのかも知れないですね
by mirai (2010-05-11 09:56)

ジャケット展、面白そうですねー！
高校の時に出会って、ご結婚されたのですかー。
（私も実は、元ダンナが高校の同級生です＾＾；）
カルチャークラブ、友達が好きだったなぁー。。
by ikuko (2010-05-11 13:06)

大事なCDや本は、出来れば人に貸したくないですよね。
ましてや、いくらお友達に頼まれたとはいえ、会った事もない
人に貸すのは、かなり勇気がいることだと思います。
奥様にレコードを貸した時から、後に結婚される運命は
決まっていたのかもしれませんね。
by じゅりあん (2010-05-11 15:57)

おお、Kosugeさん、実際に行って来られましたか!
私は紹介しておきながら、未だに行けてません＾＾;
フォローして頂き、大変感謝しております。

一番下の写真の『Time』(12")なんですが、私も長い間、
所有していたんですが、数年前に手放してしまいました。
ホント懐かしいジャケですわぁ。

＞・・・典型的なB型だとも知らずに・・・・・

それは偏見ですよ! それは単に個人の性格だと思います^^;
B型ってそう思われがちですが、実際は結構[几帳面]だと
思ってます（自己弁護）＾＾コレクターも多い筈ですし。
by yukky_z (2010-05-11 17:45)

こんばんは。

これはワクワクするような催し物ですね！

奥様との馴れ初めもなんか良い感じですね。
高校生で恋を確信！
本当に素晴らしいですね！！
by Studio-Oz (2010-05-11 20:50)

ゆうのすけさん
『TIME』って高値だったんですか！？
まだ持ってるんですけど、今はどうですかねっ？？（笑）

帯のためにもう一枚とはっ！それは初めて聞きました。
CDの帯捨てない派、僕もです。
けっこう捨てられない人多いですよね。
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 22:08)

nyankomeさん
今回の展示は、まさに買って貰うために工夫したジャケットばかりが集まっています。

顔は大事でしょう？最近の音楽は顔も見ないで買っちゃうんですから・・・
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 22:13)

Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅさん　こんばんは

ギミック・ジャケはいいですね♪
これぞレコードの醍醐味のひとつ（？）だと思います。

でも、意外とギミック・ジャケって家にはあまり無いんですよね。
ばっと見で持っているのはERIC BURDON BANDの『STOP』くらいです。
by poposuke (2010-05-11 22:22)

ビヤ正直さん
たしかに。
MDなんて小さ過ぎてダメでしたもんね。8cmCDシングルのパッケージなんて論外です。

それよりなにより、CDジャケットの左1.5cmの帯部分が余計だと思うのです。これが台無しにしていると思います。
パッケージを正方形に出来なかったのはなぜだろう？
帯部分がない正方形のフォルムが美しいはずなのに。
おっしゃるように15cm程度にすれば、田の字型に並べてちょうどLPジャケットと同サイズに収まるし。。。
苦肉の策で裏面を表紙扱いにしているデザインもあるけど、あれってフォルム自体が美しくないでしょう。
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 22:27)

miraiさん
ユーミンといえば、今月26日に、松任谷正隆さんとアートディレクター信藤三雄氏によるトーク&イベント「公開 CDジャケット・デザイン会議～ユーミン、次回ニューアルバム公開ビジュアルミーティング」というのがあります。
今までのユーミン作品ヒストリーのビジュアルにおける舞台裏を語りつつ、同時に通常会議室で行われるビジュアルミーティングを公開するそうです。

くるりとのコラボCDについては以前このブログでも書かせてもらいましたが、パッケージの可能性はまだまだあるんですよね。

by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 22:37)

ikukoさん
も、元ぉ〜〜＾＾；
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 22:40)

じゅりあんさん
話したことはなかったんですけど、会ったことは、というか見たことはあったんですよ＾＾

レコードなくしちゃっても許してたと思います、きっと（笑）

by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 22:49)

懐かしいジャケットばっかり！！
The Whoに、TALKING　HEADSに、STONES！
我が家は（私は？）お休みのたびに、７０～８０年代に
浸っていますｗ
by koume (2010-05-11 23:00)

yukky_zさん
おかげさまでいい機会に恵まれました。ありがとうございました。

そういうワケで『Time』だけは手放せず、いまだに所有しております。

B型。。誠に申し訳ございません！＾＾；
たしかに偏見です。僕もそう思います。
ホント、思い込みですよね！（フォローフォロー；)
人はいつしか変わっちゃいますし。
普段は血液型占いとか血液型相性とかはまったく信じておりません。
しかし、なぜかB型だけがB型差別みたいな風潮で。。。
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 23:02)

Studio-Ozさん　こんばんは
かなりワクワクしますよ！！垂涎モノのアイテムだらけで全部欲しくなります。
これだけたくさんのLPレコードですが、ほとんどがある所有者の私物なんだそうです。

by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 23:20)

poposukeさん　こんばんは
LPジャケットって飾る楽しみがありましたからね。

ERIC BURDON BANDの『STOP』って、パンフ写真にあるやつでしょうか？
ピクチャーレコードとかだったらありそうですね。
ほかに見つかったらぜひブログでUPしてください＾＾

レコードは処分したばっかりであんまり残ってないんですけど、ウチにあったのはこの『TIME』と『ユーミンブランドパート２』の3Dメガネジャケくらいだったかな。
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 23:24)

koumeさん
70〜80年代イイですねぇー♪
どんなの聴いてるか興味あります。

レコードが聴きたくなってきました。
by Ｈ　Ｋｏｓｕｇｅ (2010-05-11 23:30)

TIMEのジャケットは見たことあります。手に入れたことはないのですが、ジャケットはなんか印象に残っていますね。

ヒューマンリーグも懐かしい...といっても、ちょっと全盛期は知らないのですが。Don't you want meとかHumanを聴いてました。あー、なんか聴きたくなってきたデス！！
by Turbo381 (2010-05-12 01:14)

ジャケット展、おもしろそうですね。
個人的には、やっぱりCDより
レコードの方がいいです。
by BRUCE06 (2010-05-12 16:50)

この作品展、面白そう!!
近くだったら絶対行きたいです。

LPサイズが楽しいかもですが、
CDのサイズで凝るのも豆本みたいでステキですね。

by DEBDYLAN (2010-05-13 01:35)

すっかりご無沙汰しております。
ギミック・ジャケット展、おもしろそうですね♪
ストーンズのsomegirlsのジャケット、
１５年ぶりくらいで見た気がします☆
ギミックといえば、同じストーンズの
「スティッキーフィンガーズ」というアルバムのジャケットは、
ジーンズのデザインで、
ファスナーが本物だったのを覚えています（＾＾）.。oO
by コロ (2010-05-13 20:33)