太郎のことば [アート/写真]
3月25日(金)
東京国立近代美術館で開催されている『生誕100年 岡本太郎展』へ行ってきました。
「芸術は 爆発だ!」
“爆発”という言葉にデリケートになっていた最中、なんとも云いようのない複雑な思いが心の中を巡ります。
今のこの日本の現状を予見していたのではないかと思わせるような作品の数々。
太郎が経験した「戦争」と、今回の「震災」がラップして見えてくる。
「太郎のことば」
小さな紙にひと言書かれています。
くじ引きのように、ひとり1枚だけ選んで取ることができます。
それぞれに違うことばで、何が出るかは自分次第。
“何でもいい。見物人ではなく、とにかく自分でやってみよう。動いてみよう”
うん。
いまの気持ちを代弁してくれているようで。文字通り、動かされる言葉です。
これは絶対観て欲しい!観るべきだ!
そんな感情が、体全体に沸き起こってきた「岡本太郎展」でした。
『生誕100年 岡本太郎展』開催記念ハイクオリティミニチュアモデル
「岡本太郎アートピースコレクション」全8種/海洋堂製/1個¥400
会場前に設置されたガチャガチャで買えます。(写真は「太陽の顔のマケット」)
2011.3.8(火)→5.8(日)まで
場所:東京国立近代美術館(北の丸公園・竹橋)
東京メトロ東西線竹橋駅下車
追記
ちょうど、NHK土曜ドラマ「TAROの塔」を観ました。
松尾スズキの怪演が凄いです。あまりにソックリすぎて、もう岡本太郎にしか見えない。