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4.5 高円寺HIGH【綿内克幸Presents Live vol.1】 [音楽]

すっかりご無沙汰しております。皆様お元気でお過ごしでしょうか?

ブログをしばらくお休みしていたら、電話やメール、twitterでメッセージなど、友人から「最近ブログ更新してないね」とのお言葉をたくさん頂戴しました。
震災後の雰囲気から、なんだかこんな時にいろいろ主張するのってどうなんだろう?と感じるとこがあったり。twitterのタイムラインなんかを見ていたら、余計にそう感じるものがあったりして。

>「けっこうマメに更新してたから、ちょっと心配になってさ」
みんな気にかけてくれてどうもありがとう!大大大感謝です。
人って、助けても、誰も助けてはくれないもんだと、普段から絶望感を抱えて生きている所があるので、本当に嬉しかったです。

「マメだ」とよく云われるけど全然そんなことはなく。マメは好きだけどね、、クリクリ。

というわけで、久々に更新します。(なんか緊張してゲボが出そう、なんでだ?笑)

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去る4月5日(あれから1月以上も経っちゃいましたが)
【綿内克幸Presents Live vol.1】@高円寺HIGHに行ってきました。

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ステージバックには、この日のために制作されたVIDEO映像が映し出される。
映像はアーティスト宮地和顕監督によるもの。
彼の作品は他にも、輸入ワイン専門店『Have some wine』が企画する「ワインターテイメント」の中にある「ワインを映す!」にも紹介されています。

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震災で大変な状況の茨城から駆けつけたというオープニングACT「Szpilman」の後、man繋がりで“Gomes the Hitman”こと山田稔明

今回のライヴは「90年代メジャーデビュー」のアーティストを集めたイベントだそう。
入れ替わりが激しい音楽業界、とくに若いアーティストがもてはやされる音楽シーンにおいて、みなさん今も現役バリバリで活躍されています。

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かつて綿内克幸が所属したインディーズレーベル「メトロトロンレコード」時代の旧友で、彼と同郷長野出身の青山陽一
写真は、&綿内 with綿内組のキーボードKawasy(ex.モスキートのキーボーディスト)参加による「メトロトロンコラボ」の一コマ。
ライチャスブラザーズ「ふられた気持ち」のカヴァーを演ってくれました。
その名も「長野ライチャスブラザーズ
ライブの映像は綿内ブログからどうぞ。→http://blog.goo.ne.jp/fsp2005/e/15102a7419934ed4c0720e5a1eaa39c2

綿内がビクター時代にこの曲を録音する際、デビッド T.ウォーカーやジェームズ・キャドソンなどの豪華ミュージシャンがバックで演奏するというのに、スタジオに遅刻して行ったそうで。
あの超大物たちを待たせたというエピソード、凄すぎます。
1分幾らのギャラで仕事されている方たちなんでしょうか?なんてバブリーな話で(笑)
(ギタリスト・デビ爺ことデビッド T.ウオーカーは、僕の大好きなドリカムとの競演でも有名)

(ちなみに私、自分の時給は少なくとも3,000円は守りたいと常々思ってやってまいりましたが、とてもとても程遠く・・・不況の波は津波の如く、世の中さらに厳しくなってきています・・・・・泣)

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綿内と94年同期デビューという酒井ミキオ
実はこれまで彼の歌を聴いたことがなかったので、HPを見て予習して行きました。
HPで初めて聴いたときは、フワフワした感じで、正直ピンと来なかったんですけど。
この日の演奏は良かったですね。

なんだかナックルボールの魔球みたいで。どこへいくか読めない、揺れたり弾んだりと、不思議な魅力がある。
長く細い柔らかな生命体が、くねくねと体の中に侵入してきたかと思うと、いきなりガッと太く硬くなって、引き抜こうとしても取れなくなるような。。。そんな感覚。
ふつうは硬くなってから入れるもんですけど、、なんともエロスな雰囲気を持った超テクニシャン。
自らを“J-Popper”と名乗るその楽曲は、一点の曇りもない純粋POPなんだけれど、一癖も二癖もあるように感じさせるちょっと危険な匂いが、これまたクセになる。

ジャニーズ系の方々に楽曲提供されているとの情報だったので「タッキー&翼とかと、話しをしたりするんですか?」と終演後の打上げで訊いてみたりして(笑)気さくに答えてくれてカンジのいい方でした。

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そして、綿内克幸 with綿内組の登場。
いつにも増して安定感のある演奏は、長いこと築き上げてきた信頼関係によるものでしょう。
一朝一夕には出せない音と感じさせるものがありました。

酒井ミキオが変化球ならば、こちらは男の直球といったところか。男汁を飛び散らせる5人。
指を巧みに使って体の中をぐいぐい掻き混ぜるような感覚は、指使いならぬ、大人の音使いを感じさせる。どの指が入ってるかわかるかい?と聴こえてきそう。

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この日は震災後ということで義援金箱が設置されたり、チャリティ物販などが開かれていました。
昨年11月に発売された綿内克幸6thアルバム『GOOD DAY SUNSET』ツアーTシャツが義援品で出品されたり、
このアルバムに収録された曲「雪の魔法」と冬のコラボレーション企画をした『Have some wine』からも
厳選ワインが無償提供でチャリティ出品されていたり。
終演後には、誰でも参加できる打上げもあったりして、ライヴ演奏以外にも充実した内容が盛り沢山。

今後もこうしたイベントが企画されると嬉しいですね。

4月5日@高円寺HIGH「綿内Presents Live Vol.1」
綿内克幸 with綿内組 SET LIST
1.ラヴレス
2.地図にない道
3.アクアラング
4.赤い爪とコウモリ
5.名前のない朝
6.Daylight
7.GOOD DAY SUNSET
8.遠い旅人

4月5日がもう一度来てくれたら。。。

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