壊れる [アート/写真]
長年愛用してきたデジカメがついに壊れる。
突然モニター画面が真っ暗になった。原因はわからない。
NIKON COOLPIX885というかなり旧い機種。
愛用と言うほど愛してはいなかったが、仕事で室内を撮るために付けた広角ワイドレンズが重宝していた。
撮った写真は赤い部分がやけに強調されて写るという、ちょっとクセのあるやつ。
プライベートでも、かさばるボディを我慢しながら持ち歩いた。
人物撮影には適さないと云われていたカメラだが、それでもこの広角レンズの写し出す画が気に入っていた。
復活を望んで、出来る限りのありとあらゆる手段で修復を試みる。
電池、メモリーカード、設定、ダイヤル、全てのボタンをいじってみたが、最期の抵抗をするかのように、フラッシュの閃光が眼を刺す。
よく見ると、レンズの瞳の奥に見える黒い羽根が閉じていた。これが原因か?
開け開け!と何度かやさしく叩いてみたり、机の角に柔らかくぶつけてみたりしたものの、ズームレンズが瞬きをするように「ウ〜ウッ」と空しく動いて返事をするだけ・・・
いつの間にか羽根は開いていた。まるで瞳孔が開いて死んでしまった様に・・・
モニターは暗いまま、何も映らない。
最後の手段「水洗い」をしようか迷ったが、もう諦めることにした。
外は連日のように土砂降りの雷雨、雨、雨という異常気象・・・
地球も壊れてしまったようだ。
雷がフラッシュと共にけたたましい声をあげる。
地球の修復はできるのだろうか?
折しも今夜、日本のテレビが「愛は地球を救う」と訴えていた。
こちらでは、吹き荒れる雨と雷の中で、皮肉にも嵐が地球を救おうとしている・・・・・
頑張れ!エド・はるみ!
色目鮮やか・・・ [アート/写真]
両国・江戸東京博物館で開催されている「ボストン美術館浮世絵名品展」へ出かけてきました。
学生時代から浮世絵が好きで、こういった特別展示にはけっこう足を運んでいます。
本展は、大多数が日本初公開という豪華なラインナップ、作品展示数が159点もあり、かなり見応えがあるものになっていました。
浮世絵の魅力は、繊細な筆の表現と大胆な構図、そしてなんともいえぬ鮮やかな色目。
大切に保管されていた貴重な作品の数々、中でも特に保存状態が良いものは、版画が刷られた当時の色を感じることができます。
とはいうものの、「作品保護のために照明を落としています」とあって、そのためせっかくの美しい色彩が暗くぼんやりしてしまい、満足な鑑賞が出来なくなっている事が少し残念でなりません。
仕方がないとは思ってましたが、作品の退色や劣化などに全く影響のない照明となると、なかなか難しいんでしょうね・・・
両国駅の普段使われていないホームは、Jazzのコンサートで賑やかでした♪
森山大道写真展「DIGITAL/銀座」 [アート/写真]
森山大道写真展「DIGITAL/銀座」を観てきました。
"写真界のカリスマ"、初のデジタルカメラ作品展。
コンパクトデジカメの RICOH「GR DIGITAL」と「GX-200」で撮影した写真が展示されています。
「GX-200」は、LUMIX「DMC-LX3」と共にいま一番気になっているカメラ。
さすが、いい味出てますね。
ますます欲しくなりました。
GX-200とLX3、さてどちらを選んだらいいでしょう???
織作峰子写真展「時」 [アート/写真]
眼の前に現れるいくつもの「時」の風景・・・
ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
織作峰子写真展「時」 3月30日まで
開催されているのは、銀座4丁目交差点三愛ドリームセンターにある、リコーフォトギャラリー「RING CUBE」
入場無料のオススメスポットです。
巨大アヒルちゃん [アート/写真]
kiiさんのブログを見て、一目で気にいってしまったのがコレ
なんと!でっかいアヒルが!川にぷかぷか浮かんでいます。
詳しいことはwebサイトを見るとして、それよりもkiiさんのブログの写真がなんともいえずカワイイんです☆
FLORENTIJN HOFMAN◎アヒルプロジェクト2009
会期◎2009年8月22日-9月27日 会場◎水都大阪2009 八軒家浜会場
以下、webサイトのABOUTより抜粋
オランダの若手アーティスト、F・ホフマンの作品『ラバーダック』を、大阪・中之島付近の河川上に展示します。
「水都大阪2009」の会場内に、高さ9.5m、幅9.5m、長さ11mの子アヒルのオブジェを出現させます。
F・ホフマンは、公共空間で巨大な作品を展示するという活動を継続的に行っているアーティストです。
今回展示する『ラバーダック』もそのひとつで、これまでフランス・ブラジル・ベルギーなどで展示されてきましたが、日本国内での展示は初めてとなります。
本企画は、千島土地株式会社が地域創生・社会貢献事業の一環として実施するものです。
Alex Majoli (アレックス・マヨーリ)写真展 「ONE JUMP!」 [アート/写真]
昨日は銀座で、インキュベーターという仕事をしている友人と、彼の会社近くのスペイン料理店でランチ。
この「インキュベーター」、最近ではやや耳慣れてきた言葉になったが、一言で云うと、起業を支援したり人と企業を結びつける仕事だ。
いま政界で期待されている「宇宙人」の仲間、ではない(耳タコでしょ?笑)
彼は実に話題の抽き出しが多い男で、面白い話しが次から次へと出てくるから会話も弾む。
最近はどこへ行っても不景気な話ししか出てこないような雰囲気だったが、おかげであっという間の楽しい時間が過ごせた。
4丁目交差点で別れた後、眼の前にある銀座RING CUBEへ立ち寄ってみる。
カンヌ映画祭に出席した映画人が、それぞれ思い思いのジャンプをした一瞬を捕らえた写真が並んでいる。
みんな個性的な人たちばかり、ジャンプの仕方も様々だ。
北野武やタランティーノなど有名な映画監督のほかに、名前だけは知っていても顔は知らな
かったなんて人もいるから、そういった発見もおもしろい。
浮遊感のあるものが好きだ。
この写真たちを見て真っ先にこれが浮かんだ。
監督 :ロバート・ロンゴ/1987
ロバート・ロンゴ作品のいくつかはこちらに
音楽ジャケットだらけのアート展 [アート/写真]
週末はできるだけ外出するようにしている。気が付くと画面に向かいっぱなしのインプット&アウトプット作業を繰り返しているので、せめて休日のインプットは五感に触れるものがいい。
5月最後の日曜日に、新宿高島屋で開かれていた『Music Jacket Gallerry 2010 〜音楽ジャケットだらけのアート展』を見に出かけた。
入口前には、世界一大きなレコードジャケットという「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」のアルバム。名盤だ。
有名な「バナナのジャケット」はアンディー・ウォーホールのアートワークによるもの。ジャケット・アートの原点ともいえる作品だろう。
ユーミン、ピチカート・ファイブ、ミスチル、MISIAなど、これまで数々のジャケットデザインを手掛けたアートディレクター・信藤三雄氏の作品のほか、クリエイター達のアートコレクションが満載。
ここでしか見られないといった超貴重・お宝ジャケットだらけの展示であった。
あいにく会期は終了したが、次回は札幌で開かれる予定なのでお近くの方はぜひどうぞ。
2010.6.25(金)〜29(火) 10:00~20:00 入場無料
場所:サッポロファクトリーアトリウム
新宿駅周辺では「辺野古新基地建設反対」のデモ行進がおこなわれていた。
“鳩山首相の裏切りは許さない” “鳩山やめろ” と掲げてある。中には“東京を基地に” と書いてあるプラカードも見えた。
“このデモは飛び入り歓迎”という文字を目にしたが、どれ位の人が参加していたのだろう?
6月2日本日、鳩山首相辞意表明のニュースがあった。どうなるのか?普天間基地問題。
「最低でも県外」「5月末までに決着」と言いながら果たせなかった約束。
思いはあったのだろう。でも、出来ないことは口にしない方がいい。
度重なる言行不一致により信用は失われ、国民の期待は裏切られた。
耳障りの良いことばかりを言う人は信用出来ない。
上野アメ横ガード下の大衆酒場「大統領」で大人の会合。。。上下大大大だな。
銀座Marche' [アート/写真]
本日、小雨がパラつく銀座7丁目。
友人AYNさんが作るアクセサリーブランド「Colorchild Accessories」のほか、全部で19ブランドの作品が出展されている。
AYNさんは、このブログでも紹介しているジャズ・アルトサックスプレイヤー・徳田雄一郎氏を応援している仲間のひとり。
ライブで会うときの彼女は、いつも素敵なハンドメイドのアクセサリーを付けているのが印象的で。
きょうの胸元を飾るネックレスは、ワンピースの色柄に合わせた優しいピンク系の色合い。
ギャラリー内は大勢の女性で賑わう。見ると皆さん綺麗な方ばかり。さすが銀座!お洒落の感じも違う雰囲気。
ときどき顔を出す男性客は「お財布代わり」か(笑)
どのブランドも色とりどりの素材を使った個性的なものばかり。
金属、天然石、ガラス、布、焼き物などなど。
普段アクセサリーなどあまり見る機会がなかったけれど、手に取ってみると、細かい仕事を肌で感じることができたりする。カラフルな色の組み合わせを見ているだけでワクワクしてくる。
好きな素材を選んで組み合わせたり、自由に加工したり。。ハンドメイドって楽しそうだな。
29日(火)まで開催中。
銀座へお越しの際にはぜひお立寄りくださいませ☆
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
Marche' du Parti | 初夏の宴
クリエイターズアイテム合同展示即売会
6/24(木)~6/29(火) 12時〜20時まで(最終日は17時CLOSE)
会場:Gallery S.c.o.t.t(バーニーズN.Y.銀座店前)
東京都中央区銀座7丁目7-1 幸伸ビルB1F Tel 03(3572)3888
地下鉄銀座駅A2出口より徒歩2分
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ギャラリーを出てまもなく、徳田ご夫妻に遭遇。再びギャラリーへ。
その後も友人達とバッタリ出会うなど、なんとも奇遇な1日であった。
太郎のことば [アート/写真]
3月25日(金)
東京国立近代美術館で開催されている『生誕100年 岡本太郎展』へ行ってきました。
「芸術は 爆発だ!」
“爆発”という言葉にデリケートになっていた最中、なんとも云いようのない複雑な思いが心の中を巡ります。
今のこの日本の現状を予見していたのではないかと思わせるような作品の数々。
太郎が経験した「戦争」と、今回の「震災」がラップして見えてくる。
「太郎のことば」
小さな紙にひと言書かれています。
くじ引きのように、ひとり1枚だけ選んで取ることができます。
それぞれに違うことばで、何が出るかは自分次第。
“何でもいい。見物人ではなく、とにかく自分でやってみよう。動いてみよう”
うん。
いまの気持ちを代弁してくれているようで。文字通り、動かされる言葉です。
これは絶対観て欲しい!観るべきだ!
そんな感情が、体全体に沸き起こってきた「岡本太郎展」でした。
『生誕100年 岡本太郎展』開催記念ハイクオリティミニチュアモデル
「岡本太郎アートピースコレクション」全8種/海洋堂製/1個¥400
会場前に設置されたガチャガチャで買えます。(写真は「太陽の顔のマケット」)
2011.3.8(火)→5.8(日)まで
場所:東京国立近代美術館(北の丸公園・竹橋)
東京メトロ東西線竹橋駅下車
追記
ちょうど、NHK土曜ドラマ「TAROの塔」を観ました。
松尾スズキの怪演が凄いです。あまりにソックリすぎて、もう岡本太郎にしか見えない。