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クリスマスイブ [mixi日記 2005-2009]

街中どこを見てもカップル、カップルまたカップル...。 
みんなガンバっちゃってるね、と微笑ましくなる夜だ。 
若いカップルが圧倒的の中でちょっと恥ずかしくもなる。 

今宵一発決めようと、イルミネーション輝く街から 
人の影がなくなった午後11時過ぎ。 
ポツンとひとり、上を向いて歩く二十歳位の女の子を見かけた。 
あれっ?と思って見ていたら、どうやら泣いているようだ。 
溢れてくる涙を拭って上を向いていたのだ。 
交差点の手前で後ろを振り返っている。 
彼が追いかけてくるのだろうか?。 
信号待ちのあいだもずっと涙が止まらないらしい。 
髪を掻きあげ、何度も何度も頬に手をあてている。 
信号が青に変わっても立ちどまったまま...。 
もう一度振り返る.....が、追いかけてくる人は見えない。 

彼氏はどうしたの? 早くしないと!彼女行っちゃうよーー。 

やがて彼女、点滅し始めた信号の前で、 
一瞬夜空に向かって大きくため息をしたかとおもうと、 
何かを振り切るように歩いて行ってしまった...。 

なにがあったんだろう? 
ケンカでもしちゃったのかな? 
別れの話し?クリスマスなのに? 

今だに気になるあの彼女...。 


十数年前のクリスマスイブの日、 
付き合っていた彼女から突然、 
「別れて欲しい」と言われたあの日を思い出した。 
よりによってクリスマス! 
なにもイブに別れ話なんかしなくてもいいじゃないっ...。 
ずっと忘れないぞ、あのクリスマス。 

久しぶりにチクチク言ってやろうかな、 
クールに別れを口にした、この憎たらしい妻に。 

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