北へ 〜青森旅行記/前編 [旅/散歩]
方言ネタに続いては、津軽の思い出を書き記しておこうかなと。
もうひと月以上も前になりますが、1月5日(木)〜6日(金)冬休み
一泊二日で青森へ旅行に行ってきました。
新幹線でJR新青森駅に到着。
ここから青森駅行きの電車に乗るには、まだ20分も待たなくてはいけなくて。
この日の気温 -1℃ とても寒くて待ってられない。
すると、ちょうど目の前に青森行き寝台特急「あけぼの」が停車中。
駅員さんに「これ乗れますか?」と訊ねたところ、
「基本的にはダメだけど、いいですよ♡」とちょっと訛った快い返事が。
青森の人は親切だなぁとしみじみ。
青森駅前のバスターミナル。
ここを訪れたのはたしか5〜6年ぶり。以前はこのバスターミナルはなかったと記憶している。
さっそくバスで『三内丸山遺跡』へと向かう。
青森市のきょうの積雪量は88cm。
雪と共に生活する厳しさとはどんなものなのか、窓の外の景色を眺めながら思いに耽る。
約30分ほどで特別史跡『三内丸山遺跡』に着く。
一面真っ白な世界。
雪の集落 大型竪穴住居
子供のお墓 掘立柱建物
『三内丸山遺跡』といえばコレ。
ミュージアム『縄文時遊館』
“縄文人もびっくり”というコピーもベタでいいけど、“栗夢”ってのがまたイイ。
こちらが今回いちばんのお目当てだった『青森県立美術館』
三内丸山遺跡のすぐそばに隣接している。
館内にあるカフェ『Cafe 4匹の猫』
舞い落ちる雪を思わせる天井のデザインが可愛い。
「津軽鶏と青森産りんごのカレーライス」が美味しくて。
建築家 青木淳氏のデザイン・ディテールはどこを見てもすばらしい。
あの、奈良美智作「あおもり犬」
展示内唯一ここだけ写真撮影がOKになっている。
冬にしか見ることのできないという「雪のベレー帽をかぶったあおもり犬」
会えてよかった。
写真には撮れなかったが、感動的だったのは、シャガールが制作したバレエ「アレコ」の舞台背景画で囲まれた大空間。
これまで美術館を訪れて感動したことはたくさんあるが、こんなにも「空間」というものを感じたことは稀だ。
F.L.ライトのグッゲンハイム美術館や、コルビジェ、安藤忠雄氏が設計したどの空間よりも、震えた。
地元の土を混ぜたという茶色いコンクリートの床、その床と壁との納まり、外壁レンガの塗装、エレベーターのミニマルなディテールなどなど、参考になる見所がたくさんあった。
所変わって、青森県観光物産館『アスパム』へ。懐かしいな。あまり変わってない。
こちらは『青い森鉄道』のイメージキャラクター『モーリー』
青森駅前『新町商店街』
ここもまた懐かしいお店『工藤パン』通称クドパン。
あなたと食べたい鮭茶漬け〜♪
あなたと食べたい工藤パン。
〜後編へ続く〜
2012-02-10 17:03
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コメント(8)
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奈良美智さんの「あおもり犬」
こんなにデカいんですね~(驚)
by rtfk (2012-02-11 06:15)
お正月にこんな素敵な所に行って来られてたんですね〜♪
しかし・・・雪深い・・・。
さすがきた北国です!^^
by hatumi30331 (2012-02-11 06:57)
いつかは行ってみたい本州最北。やはりこういうところは冬行くに限りますかね。雪景色なんだけど何故か温かみのある景色です。
by moumou (2012-02-11 08:06)
爺が三内丸山遺跡に行った当時は櫓しかありませんでした。
村興しで大分色々出来たようですね。
by 旅爺さん (2012-02-11 08:29)
人がいないような。
by 楽しく生きよう (2012-02-11 11:14)
すごいですね雪。美術館が雪で覆われていて^_^;
by むらひで (2012-02-11 12:52)
なんか、写真からはどこにいっても無人という感じがしますが、
多少は他に人がいたんでしょうか?
by cue. (2012-02-11 18:42)
青森なんて18年前いに一度行ったきりですね・・・・
しかも恐山にのみ行ったという偏屈者の僕です。
次回はもっと観光的な感じで満喫したいと思います。
by mirai (2012-02-17 09:40)